株価のランキングはどうやって決められてるの?

日本には様々な証券を取引できる会社がありますが、その注文の大部分は証券取引所でさばかれることになります。
1999年ごろから私的取引所(PTS)が認められることになり、注文の一部は取引している会社内で売買することも認められるようになりました。
しかしその量はそれほど多くなく、ランキングとして表示されているものは証券取引所でのものです。

ランキングにもいくつか種類と決め方があります。
まず、東証一部、二部、マザーズなど、取引所の種類ごとにランキングがあり、それぞれの取引所内での出来高、値上がり幅、値上がり率、業種別などに分けられます。
株価が低い銘柄では値上がり幅で上位に入ることは難しくなりますが、値上がり率で上位に入ることもあります。
ランキング上位に入っているからといって、利益が出しやすいとは限りません。
また、反対に値下がり率や値下がり幅のランキングもあり、その日下落した銘柄をチェックすることもできます。

市場が空いている間は株価は常に変化していますので、ランキングも随時更新されていきます。
しかしシステムの都合上、多少のディレイ(延滞)があることは理解しておきましょう。
ランキングに表示されている株価や取引量は現時点での実際の記録とは多少の誤差が生じています。
ランキングに掲載されることで注目度はアップしますが、取引するタイミングかどうかは慎重に見定めたほうが良いのです。

市場が閉まったあとは株価が確定しますので、ランキングに変動が生じることはありません。
決め方も統一されていますので、取引する会社によって異なるケースもなく、どの会社の情報を見ても内容は一緒になります。
ランキングに登場した銘柄は翌日も注目度が高くなっているケースもあり、値動きが荒くなることがあります。
特にストップ安、ストップ高になっている場合はしばらくその流れが継続することもありますが、勢いが急転することもあるので注意が必要です。

初心者は株価ランキングを参考にしないほうがいい?

株式取引の初心者はどのような銘柄で取引をしようか悩むものです。
そのときにランキングを参考に売買する銘柄を決める人もいますが、実は選び方によっては危険なこともあります。

初心者の多くは差金決済取引で利益を出そうとするものですが、値動きの荒い銘柄は利益を出しやすい一方、タイミングを間違えれば損失を出してしまうこともあります。
また、ランキングだけではその会社の財務健全性を見ることはできません。
破たんによって上場廃止になる企業がランクインすることも多く、株を買った状態で廃止となればその株の価値はなくなってしまいます。
特に値上がり率だけでは判断することが難しいので、売買する前に必ずどのような会社なのか確認しましょう。
過去のチャートを参考にするのも良いでしょう。

また、危険度は低くなりますが、取引量の多く値動きの少ない銘柄を売買するのも利益を出しにくくなります。
株価が安定していることは運用の面では良いのですが、短期売買で積極的に利益を狙っていく人にとっては資金を塩漬けしてしまう原因になるでしょう。

ランキングに掲載されるということは、何かしらのニュースが出て注目を集めている可能性があります。
順番だけ判断してすぐに売買をするのではなく、どういう理由でランクインしてきているのかを確認するようにしましょう。
ニュースは会社が配信しているものを閲覧しても良いですし、検索サイトで情報を集めても良いでしょう。

大きな値動きが起きるのにはそれなりの理由があるのです。
売買高ランキングでは大手企業や株価がもともと高い企業が常にランクインする傾向にあります。
名前も知らないような会社に投資をするよりは、多くの人が売買する売買高の多い銘柄に投資をしたほうがリスクは抑えられるでしょう。